元々コーラが好きなのですが、子供の頃から「体に良くない」と言われていました。
しかし、コーラのルーツを辿ると、健康のために医薬品として開発されたということを知り、それならば本来の役割が果たせるようなものを作りたいと思うようになり、これまでの商品開発経験から、レモンと合わせて作りたいと考え、開発を始めました。
コーラといえば炭酸のイメージですが、炭酸ではなくホットで飲んでも美味しいし、ミルクで割ってチャイにしても美味しい、スペアリブなどに入れて煮込むと香辛料が効いて高級な味にもなる、できる限りたくさんの原材料を使って複雑な味わいの他にはないものにこだわりました。
最初は原材料が5種類くらいからスタートしました。
それでもコーラの味は出せましたが、レモンやみかんの果汁・皮などをいろいろ加えながら、柑橘らしさをどう出していくか、大人向けのピリッとした感じをどう出していくか、などといったことを考えて開発していくうちに、どんどん原材料が増えていきました。
原材料の役割や効能なども調べながら加えていき、最終的に20種類まで増えました。私は気管支が弱いのですが、ちょっと調子が悪いときにも飲んでいます。
お菓子を食の一部としてとらえ、贈り物に「お菓子だけでなくドリンクが一緒に入っていたら嬉しいよね」という思いから、レモンシロップを作っていました。
新商品として、コーラとピンクレモネード(赤しそ入り)のシロップを作ったタイミングでコーラのシロップをエントリーしました。
クラフトコーラブームもあって、好評です。
東京の「DEAN&DELUCA」からもお問い合わせがありました。イベントなどに出しても良い評判です。
手作りっぽい雰囲気でレトロな感じにしました。手触り感などもこれから改良を加えていきたいと思っています。味の前にまず見た目が大事、音楽のチューニングと同じで、見た目と味にズレがあると違和感が出ると思っています。商品を手に取る人が迷ったとき、手に取るかどうかの差にもつながると思うので、自分が納得のいくものを作りたいと考えています。自分と波長の合う人に買ってもらいたい、そのためにチューニングを合わせることが大切になると思います。